いつまでも
「おいため息かよ辛気臭い。」
「え?」
こんなやついたっけ・・・・・
いきなり話しかけられたことより、話しかけてきたやつが見覚えのないやつだったから驚いてしまった。そして思わず出てきた言葉が・・・
「おまえだれだよ・・・」
目の前の男は、目を丸くして俺をじっと見ている。
「お前まぢ知らないんだけど・・・」
再び言ってやった、でもほんとに知らないんだぜ?
「河野俺だよ俺」
自分の顔を人差し指で抑えながら必死に話しかけてくる。
「俺じゃわかんねえよ、それに俺ばっか連呼しやがって俺オレ詐欺かよ。」
「まぢかよ・・・俺お前と部活一緒なんだけど」
その男は自らの自己紹介を一方的にし始めた。
男はサッカー部に所属していて、名前を<斉藤 優輝>というらしい
・・・・・・・・・
ん?んんん???
あ・・・・・
「わり、今思いだしたわw」
「んだよ、いくら俺の影が薄いからって・・・忘れなくても・・・・・・」
「まぢごめんて;」
まぢで、いま思い出した。。。こいつサッカー部でFAやってるやつだったんだ・・・
俺興味あるやつしか覚えてないから、こう言う奴覚えてないんだよね。本人には悪いけど(笑)