いつまでも
次の日病院には、お父さんとお母さんそして亜李紗がお見舞いに来てくれた。
「香穂ーーーーーー!!」
腕に抱えていた花束を放り投げて、亜李紗は真っ先に飛びついてきた
「く、苦しいよ亜李紗~」
「だって・・・香穂が事故にあったの、きっとあたしと電話してたせいだもん・・・」
そう言った亜李紗は、今にも泣き出しそうだった。
「違うよ亜李紗、事故の原因はただのあたしの不注意で;」
「で、でも。。。。」
「いいの気にしなくて!別にあたし死んじゃったわけじゃないしw」
「ほんとごめんね、香穂・・・」
≪ご家族の方々申し訳ありませんがそろそろ面会時間を過ぎるので≫
看護士さんが少し申し訳なさそうに言った
「あ、もう時間か・・・・」
「そうみたいだね;」
「今日は帰るけど、また来るね!」
「うん、ありがと」