ごめんね、ありがとう…先生
「えーと、私は…」

掲示板でクラスをチェックしている一人の生徒。

香山 紗依

「G組か」


*教室*
「それでね…」

ちらほら人がいる。
すでに仲良くなっている子など様々。



「お、おはよう…」
「おはよう」

後ろから声をかけられた。髪を後ろで結んだ女の子。

「えーと…あの」
「私、香山 沙依。あなたは?」
「川口 鈴奈…」
「よろしくね。鈴奈」
「うん」






(先生って誰なんだろう…。)

そんなことを思いながら先生が来るのを待っていた。




「席つけー」


入ってきたのはクールな感じの男性教諭。


「早速、自己紹介したいところだが、時間がないからあとだな。番号順に廊下に並んで」


後ろには鈴奈がいる。


ほとんどの生徒がかっこいいといいながら話していた。
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