ごめんね、ありがとう…先生
「私は教員になりたいの。どの教科とか考えてないけど…」
「そうなんだ。私は英語を使った仕事がしたいな」
「勇樹は?」
「俺は陸上が出来ればどこでもいいや」
「もっと、真剣に考えろよ」















小学校の頃からの漠然とした夢。




本当に漠然としていて、学校も何もかも決めていなかった。






















けれど…いつのまにか英語教員という選択肢が頭の中であった。

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