ごめんね、ありがとう…先生
「何だろう……ね」
「教師」
「え?」
「香山の夢は教師だろ?」
「な、何で?」
「養護教諭も教師だからな。しかも教務教師よりも生徒の変化を見抜けなきゃいけない。それに」
「それに?」
「先生っていう職業が好きでしょ?」
「……」



先生に隠し事はできない。そう思った。

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