~*先生*~理系女子は好きですか??
真正面というのが、気まずくなって先生から目を少しそらした。



「宮下!!」


声に反応し、先生に目線を合わせた。


「高校では学級委員は初めてらしいな。
先生もできるだけサポートするから、頑張れよ」


やさしいことを言ってるのだが…
目は冷ややかで、怒っているようにもみえる


おそらく、この言葉は教師としてのうわべだけのものだ



「お前だけに‥早速、仕事なんだが…」

「わたしだけ…ですか!?」

この時、先生の言い回しを疑問に思った



少し沈黙があった後、先生がゆっくり口を開いた


「ああ、そうだ」










まっすぐこちらを見て
いつもより、低めの押し殺した声で…




「お前、オレの顔を覚えてないか?」





…………

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