~*先生*~理系女子は好きですか??

「へっ?
…………。」


「ってことは、覚えてねぇのかっ!!!」

普段冷静な先生が語気を荒げた


わたしはキョトンとした顔で先生を見た


ドンッ!!!

「ちっ
なんでだよ!」


先生が前にある机を拳で叩いた


わたしはビクっと体が強張った


こっ怖い!
なんで怒ってんの!?

昨日会ったばっかだし…


「はぁ~
わかってたことだよな。
お前の顔を見てたらな…」


「仕事は…お前がオレにしたこと思いだすこと。そのことについてお前がオレに謝罪すること。」


わたしはさっきから開いた口がふさがらず固まっている


「ただし、期限は3ヶ月。
謝罪はオレが納得する方法でだ。」


意味がわからない。
―本当に覚えがない。
おそらく勘違いしてるんじゃないかな?


先生の迫力に押されて、小声になりながら

「そっそれ、わっわたしじゃないと思い、ます
だっ、から、そのしぃごと、できま…」
「拒否権はないっ!」

言い終わる前に先生が凄みを利かせて言った


< 18 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop