~*先生*~理系女子は好きですか??


「やっぱな~!
歓迎するんだから、相手に喜んでもらいたいだろ?」

部長はなぜか満足げだ。


「それでなんでメイドになるんですか?」

私は笑顔で言ったが、口がピクピクと痙攣している


「茉莉ちゃんに似合うと思って!!」

部長は顔を輝かせながら言った。


「そ、それって部長の趣味じゃないですか!!!」

私は語気を荒げた。


「メイド服は男のロマンだ!」

いや、そんな胸はっていわれても…


「はぁ~」

私はため息をついた。


「お願い。茉莉ちゃん」

部長は捨てられた子犬のような目で訴えてきた。



「はいはい、わかりました。
今日だけですよ。」

「やった~!ありがとう!」

今にも飛び上がりそうな勢いだ。



< 39 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop