時のカケラ
ブーッ!ブーッ!
朝から電話が鳴った
誰だろう?朝早くからの電話
ん?ひかるからだ。
どうしたんやろ?

『もしもし?』

「もしもし?」

『どした?朝早くから』

「んーちょっとね。急に声聞きたくなったから」

『ははっ。そりゃども』

「でね、ちょっとね…いろいろあったからさ」

『なにかあったのか?』

「うんちょっと…ね」

と突然電話の向こうでひかるが泣いてるのがわかった。

『どうした?何かされたのか?』

「いやグスッなんでもないけど
ちょっと…」

『そっかでも話さないとわからないよ』

「ぅん。」

『で、どうしたんだい?」

『ちょっと先輩とうまくいかなくてね…』

っとひかるが話して思ったことはありえないくらいひどいものだった

『もう本当に辛かったらすぐ帰ってこいよ!』

「うん…ありがとうしょうちゃん大好き」

『お、おうってかいきなりか!』


「へへっ。じゃそろそろ行ってくるね?」

『おう。元気だしてけ』

「うん!ありがとう」

ってことで電話もおわり学校へ…んでもその日は見事に遅刻だった
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