流れ星が起こした奇跡~いつも一緒~


私は、急いで如月君の所まで走った。


「あっ…。」


如月君は、座りながら本を読んでいた。


「如月君…、私のこと少しは好きだった?」

「おまっ…、透けてる…。」

「ねぇ、私のこと…ちゃんと思い出してくれた日はあった?」


如月君は、涙を流しながらうんうんっとうなずいていた。


「俺は、復讐でもまたあえたこと…すんげぇ、嬉しかった。」

「お前が死んでから、忘れる日なんて無かったし、笑えた日なんて無かった。」

「えっ…?」

「…俺も、お前のこと大好きだったしつき合いたかった。」

「うそ…。」

「でも、嘘だと思ったから…、お前…恋が俺の事なんて知らないと思ってたから…。」


私たち、ちゃんと両思いだったじゃん…。




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