♂最強SPたちの恋愛事情♀
『君たち、怪我はないかい?』
うしろから警察の人に声をかけて振り返ると、その人は警察に紛れている魔法使いだった。
『あ、ここ少し切れてるね。じっと、していて』
そういって夢乃の切れている部分に絆創膏をはる。
『とりあえずは君が魔法使いだということは忘れたよ。』
ボソッと呟いた魔法使いはそのまま夢乃にできた、とにっこり笑ってどこかに行ってしまった。
『あっ、そうだ!!今日お母さんのお墓に行かなくちゃならないの。
ルカ、またいつか会おうね。』
そして、夢乃は何事もなかったように、かけていった。