♂最強SPたちの恋愛事情♀
「じゃあ、瞬間移動はっ!!特殊部隊の人たちなら行けるでしょ!?」
「君たちはまだ知らんようじゃが、ここにいる者たちは魔法が使えなくなっている。
もちろん君も。」
うしろで先生の息をのむ声が聞こえる。
あわてて先生は魔法を使おうとしているけれど、手からはなにもでなかった。
「魔法が使えない……。」
目を見開いてガックリと肩をおろす先生。こんな先生を見るのは初めてだ……
「先生!!俺なら、俺なら行けるんじゃないでしょうか?」
「でもまだ君は!!「行かせてください!!あいつらを放っておくわけにはいかないんですっ。
俺ならある程度の魔力を使えば行けるはずです!!」
こんなところで立ち止まっているわけにはいかないんだ!!
必ず全員助けてやる!!