♂最強SPたちの恋愛事情♀
お前の体は俺のもの。
俺がかたきをとる。
「シイラ……お前を必ず倒し、いまこそリーゼ国のかたきを!!」
「ふっ。とうとう体を本当のお前にとられたか。もうお前はその体から戻れないぞ。
そのままでいればいいものを。今のお前には仲間などいない。
殺すことしかできない体となってしまったな。」
「その様子じゃいまいち自分の立場を理解していないようだね。
あんたらリーゼ国のやつらは、そこらの魔法使いとはまったく異なった魔力を持つ一族だったのさ。
それゆえにまれに自分でもコントロールの効かない特別魔力の強い赤ん坊が生まれる。
ほかの魔法使いたちはあんたらの事を恐れていたよ。
危険な魔法使いだと。
だからあたしが片付けてやったのさ。
これ以上人間兵器が生まれないためにね。」