♂最強SPたちの恋愛事情♀
「それでは新郎新婦による初めての共同作業ですっ」
2人は頬を赤くさせながら、ウェディングケーキにナイフを入れようとしていた。
『緊急指令。緊急指令。
現在地周辺に指名手犯が出現
直ちに急行せよ。
繰り返す
直ちに急行せよ。』
シン、とした会場に響く機械の感情のない言葉。
「ったく、俺たちに休みはないのかねっ。」
そういってナイフを投げ出すゼロ。
「もぉ!!いいとこだったのに。
いいわ。とっとと仕事終わらせて戻って来るわよ。」
どこか楽しそうな微笑を浮かべた2人。
「「コーデチェンジ!!」」
そういって、3年前にみた懐かしいスーツ姿のゼロとリウ。
「すいません!!
仕事があるんで行きます!!
5分で終わらせるので、しばし、ごくつろぎ下さいね☆」
そういってゼロは芸能人顔負けのウインクを女性にむける。
「ごめんなさい!!
悪いやつらにうろちょろされると、血が騒ぐもんで!!」
そういってリウは芸能人顔負けの笑顔で男性客を喜ばせた。
「いくわよ、ゼロ!!」
「おぅ!!」
「「ジャンプ!!」」
おしまい☆ミ