【長編】Milk Tea
はぁ……っと溜息をついていると、返信がすぐに来た。
♪♪♪~
“分かった。今日はゆっくり休めよ
尚には連絡しとくから。んじゃぁな”
その返信を見て、成月の優しさに触れた気がした。
いつもならめんどくさいとか言いそうなのに。
その優しさに目を潤ませてしまう。
あたしはその涙を拭って携帯に向って、
「ありがと」
って言った。
そしてあたしはもう1度ベットに倒れこんだ。
そしてゆっくりと瞼を閉じた。
ピンポーン。
ハッとそのインターホンの音に目を覚ますと、何度もインターホンを誰かが鳴らす。
時計を見ると、10時を過ぎている。
こんな時間に誰だろう……。
そう思いながらあたしはゆっくりと玄関の方へ向った。
うるさく鳴るインターホンに頭痛がしてきた。