【企画】恋人♂♀スクランブル
「あ、射空……」
振り返ったのは同時だったけど、南が、オレに、先に気づいた。
こっちに手を振ろうとして――まどかに、止められている。
なんだよ、まどかのやつ……。
まどかは、明らかに、相手が俺だと認識をした上で、南の腕を引っ張って、本棚の陰に引きずり込んだ。
振り返ったのは同時だったけど、南が、オレに、先に気づいた。
こっちに手を振ろうとして――まどかに、止められている。
なんだよ、まどかのやつ……。
まどかは、明らかに、相手が俺だと認識をした上で、南の腕を引っ張って、本棚の陰に引きずり込んだ。