そんなに近くも遠くもない
『雨』

公園で寝そべって
ゆっくり流れる時間と過ごした

綺麗な奥さんが、かわいいこどもの手を引いて
さかさまの空をはしゃぐ風景

今は見当たらないどこぞの誰かと
あなたはどんな方法で
その結晶は無邪気な笑顔で
そしてこの先に触れて…そして…

いっそ雨なんか降ればいいのに
あなたの白いブラウスを濡らしてしまう雨が
僕はいつも最高に幸せだと思うけど
なぜか常に絶望の淵にいるよう

いっそ雨なんか降ればいいのに
あなたの眉をひそめさせてしまう雨が
心地よい身体には
心地よい欲望がすぐに取り付いてしまうものだ
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