そっと、ぎゅっと
プロローグ
 今から書くのは私のちょっとした妄想。
私の未来はどうなっているのだろう。
そう想いながら、書くことにします。


 私と君はね、同じ高校にいるの。
元々君と私って全然頭のレベル?って奴が違かったんだよね。
でもね、君がやっぱり私といたいって言って必死に頑張ってね
実際の偏差値より15も上の高校に二人揃って合格できたのよ。


 今はね、もう3年生になったわ。
クラスは違うけれど、君がやっぱり陸上を続けていてね。
それで、私は肌焼きたくないからってマネージャーをやってるの。
でもね、君は想いの他高校生になって急にかっこよくなったの。
だから、君は毎日モテモテ。
そのたびに私ね嫉妬してるのよ。
君を取られてたまるかって必死なの、毎日。
そしてね、3年生になったときの4月。
陸上部にね、あの子が新入部員としてやってきたの。
「加藤先輩だ」って言ってあの子は私をからかったわ。


 そこで私は考えることをやめた。
だって、急に考えれなくなってしまったんだもの。
私は急に叫んでしまった。
私が目にしてるものは一枚の写真で、そこには中3の9月の一番最後の大会市総体のときの集合写真で、あの子と君が映っていたの。
私、君とあの子の両方がぐるぐる私の頭を支配しているの。
そして「最低、私最低」って呟いたの。
いつも、そこで過呼吸になるの。


 自分がわからなくなって取り乱してしまうの。
それだけ私の中は錯乱状態。
色々なつらい記憶が蘇り、私はついに倒れてしまった。
これが中3の9月にあったことだった。

 
 このお話は私自身が実際に体験したこと。だから、今は書ける。乗り越えなければいけない過去があるからこそかける。


 このお話は私が小学校低学年の時から中学校3年までをまとめたものです。
そして、今中3の9月14日からこのお話を書き始めています。


 このお話を読んで少しでも何か皆さんに感じていただけたら嬉しいです。


 それでは、どうぞ。
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