おかしな国の住人たち
赤ずきんはリスとわかれたあと、淡々と歩き続けました。
しかしおばあちゃんちに近づくにつれ、段々焦げ臭くなりました。
「あっこれは!」
赤ずきんは即座に防災訓練の構えになりました。
おばあちゃんの家にゆっくり近づくと家のよこでなんとマリー・キャロルが火をおこしているではありませんか!
「あっ…
ブリコタジア・マッケンリー!」
慌てたマリー・キャロルは本名をポロッと……
「今なんて言った……」
あわれなマリーは怒りに満ち溢れているブリ……いや赤ずきんは狼に向かっていつもかぶっている防災ずきんを投げつけ一言。
「期待させやがって」
というなり狼に火をつけて、
防災訓練の練習をしたんだとさ。
おしまい♪