ヤクザと執事と私 【1の残り】

第2節:世界の終わり




病院の夜は早い。


ここの病院では、21時消灯時間がやってくる。


そのため、21時を過ぎると基本的に病院は、静まり返る。


ただ、この階だけは、警察が24時間体制で警護をしているので、廊下の電気も24時間つきっぱなし。


私は、今日だけは、その病院の消灯時間に合わせてベットに入る。


(・・・だって・・・だって、昼間、サブさんが幽霊の話をしたから。)


あまり遅くまで起きておいて、逆に寝れなくなって、怖い思いをするのは嫌だったから。


普段、眠りなれない時間にベットに入ったこともあって、私は、30分くらいは眠りにつけなかったけど、それでも、いつの間にか眠りについていた。





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