ヤクザと執事と私 【1の残り】


廊下では、また、警察官が、イスにうなだれて寝ていた。


「これじゃ、意味ないな・・・」


サブがその様子を見て、つぶやく。


「昨日もですよ。」


私も、その警察官を見て文句を言う。


私とサブが、間近で話しているにも関わらず、警察官は、目を覚ます様子はなかった。


「入ろう。」


サブの後から、私は、真木ヒナタの病室に入っていった。


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