もう1つの予言
学校は家から近からず遠からずの場所にある、この学校を選んだ1つの理由だ
もう2つ理由がある、それは僕の頭のレベルと同じぐらいだと言うことと、
歩いて通える距離だからだ


いつも通り歩いていると後ろから僕を呼ぶ声がする


「おーい、レーン!」


こいつは北出吉次(キタデヨシツグ)オレと同じクラスで友達
バカだが頭は良い、まぁ良い奴だ。


「うぃーす、ヨシ!今日も朝からテンション高いな」


「まぁな、てかよ今日予言の日だってこと知ってるか?」


「予言?何の?」


「ノストラダムスのだよ!今日で地球が滅びるの!おまえ知らないのか?」
ヨシはこういう手の話しが好きだ

「あ~何か昨日テレビで言ってたな」


「予言当たると思うか?」


「思ってたら学校なんか行かねえよ!」


「まぁそりゃそうだな!アハハ、てか早く行かねえと遅刻だぞ」


「じゃあ自転車の荷台に乗せろ!」


「それはめんどくさいから無理、じゃあな」


「このハゲバカ野郎!」


(……予言なんか当たるかよ)

< 4 / 13 >

この作品をシェア

pagetop