青空彼氏×夕焼け彼女
「ねぇ、みっ・・・修平にキスしたって本当なの?」
今は、光広じゃなくて修平なんだ。
結衣ってば、いつも間違えそうになっちゃうんだよねぇ☆
「したけど??だって、修平の方がディープしようなんて言うからさぁ」
ARISAは、自慢げにきれいにカールされた髪を指でくるくるとしながら言った。
「本当の事言えよ!!修平がそんなこと言うはずない!!」
「あら?本当なのに。嘘だと思うなら修平に聞けばいいじゃない。」
光広に聞くの?
そんな面倒なことしなくったってわかるよ。
だって。
ARISAは、結衣の前の彼氏に同じことをした。
「ねぇ、ARISA。なんで?結衣と、修平の関係知っててやってんの?」
こんなこと言ったら、付き合ってるっていうのがばれちゃうけどもうべつにいい。
「まあね♪あたしの情報網なめないでよね」
「知っててなんでわざとキスなんかすんだよ!ふざけんな!」
「うるさいなぁ・・・。もうはっきり言うと、あっちからしてきたんだよ?」
ハ?
「だったら、修平に聞いてもいいのね?」
「別に?構わないけど?」
だったら、光広をコノ場に連れてきて言うしかない。
結衣は、スタジオに入っていった。