純情BABY
『益田さん』
教室まであと数メートルの所で後ろから誰かに声をかけられた。
後ろを振り返り、ぎょっとする。
振り返った先には、何人もの女子たちがいたからだ。
『聞きたい事あるから付いて来て』
有無を言わせない命令口調に、敵意むき出しの視線の数々にたじろいだ。
「き、聞きたい事って?」
『ここじゃゆっくり話せないから付いて来てっていってんの』
そう言うのと同時に腕を掴まれ向かった先はいつもは鍵がかけられてる空き教室だった。
何故か鍵は空いていて、促されるまま中に入ると7〜8人の女子が待ってましたと言わんばかりに私を取り囲む。
もしかして集団リンチとか!?
何で私!?
1人脳内パニックを起こしていたら、リーダー格っぽい子が話しかけてきた。
『昨日渋谷くんと一緒に帰ってるのを見た子がいるんだけど、何で?』
「えっ!?」
その問いかけにギクッとしてしまった。
しまった!
誰かに見られてたの!?
こっそり無かった事にしようと思ってたのに!
教室まであと数メートルの所で後ろから誰かに声をかけられた。
後ろを振り返り、ぎょっとする。
振り返った先には、何人もの女子たちがいたからだ。
『聞きたい事あるから付いて来て』
有無を言わせない命令口調に、敵意むき出しの視線の数々にたじろいだ。
「き、聞きたい事って?」
『ここじゃゆっくり話せないから付いて来てっていってんの』
そう言うのと同時に腕を掴まれ向かった先はいつもは鍵がかけられてる空き教室だった。
何故か鍵は空いていて、促されるまま中に入ると7〜8人の女子が待ってましたと言わんばかりに私を取り囲む。
もしかして集団リンチとか!?
何で私!?
1人脳内パニックを起こしていたら、リーダー格っぽい子が話しかけてきた。
『昨日渋谷くんと一緒に帰ってるのを見た子がいるんだけど、何で?』
「えっ!?」
その問いかけにギクッとしてしまった。
しまった!
誰かに見られてたの!?
こっそり無かった事にしようと思ってたのに!