純情BABY
そんな扱いのせいで、渋谷と私が一緒にいるとこを誰も見ないから、別れたなんてデマが流れちゃうんだよ!
冗談じゃない!と鼻息荒く、ケータイを取り出して、メール作成画面を開く。
『・・・渋谷君にメールすんの?なんて書いて送る気?』
尋ねてきた亜弥の声は完全に面白がっていた。
親友なら面白がっていないでもっと心配してよ!
「今日こそは一緒に帰ろう。生徒会終わるまで教室で待ってるからって、送るの!
ラブラブ下校を見せ付けて、噂なんて吹き飛ばしてやる」
言いながらメールを送信して返事が来るまでケータイを開いて待とうとしてる私に亜弥は、
『生徒会終わるの遅いらしいし、その頃には部活の生徒もいないから、誰にも目撃されないと思うよ?』
素っ気なくそう言った。
「き、帰宅途中を、放課後寄り道してる人が見かけるかもしんないし!!」
食い下がって言ってみれば、
『美里の家、学校の目の前じゃん。誰が見るのさ』
容赦ない言葉を投げつけられて。
「で、でも、ちょっとでも会えたら嬉しいし、」
それでもしつこく言うと。
『数分一緒に帰るために何時間も1人で待てるの?教室は暗くなってくるし薄気味悪いと思うけどな〜。あ、私は待つの付き合わないからね』
最後はニッコリと微笑みながら容赦なく突き放された。
・・・冷たすぎるよ、my親友。
冗談じゃない!と鼻息荒く、ケータイを取り出して、メール作成画面を開く。
『・・・渋谷君にメールすんの?なんて書いて送る気?』
尋ねてきた亜弥の声は完全に面白がっていた。
親友なら面白がっていないでもっと心配してよ!
「今日こそは一緒に帰ろう。生徒会終わるまで教室で待ってるからって、送るの!
ラブラブ下校を見せ付けて、噂なんて吹き飛ばしてやる」
言いながらメールを送信して返事が来るまでケータイを開いて待とうとしてる私に亜弥は、
『生徒会終わるの遅いらしいし、その頃には部活の生徒もいないから、誰にも目撃されないと思うよ?』
素っ気なくそう言った。
「き、帰宅途中を、放課後寄り道してる人が見かけるかもしんないし!!」
食い下がって言ってみれば、
『美里の家、学校の目の前じゃん。誰が見るのさ』
容赦ない言葉を投げつけられて。
「で、でも、ちょっとでも会えたら嬉しいし、」
それでもしつこく言うと。
『数分一緒に帰るために何時間も1人で待てるの?教室は暗くなってくるし薄気味悪いと思うけどな〜。あ、私は待つの付き合わないからね』
最後はニッコリと微笑みながら容赦なく突き放された。
・・・冷たすぎるよ、my親友。