お姉ちゃんでしょ!
そんなことをしても何も埋まらない。

でも仕方なかった。

紛らわせたかった。

埋まらない。

何かを埋めてくれたのは章吾だけだった。

足りない。

何かが足りない。
< 36 / 49 >

この作品をシェア

pagetop