不良学校~かかって来い!~Ⅱ
「そうだけどあの女に興味が
なかったフーザツが守っている
女の子を見たくなってね」

「見る・・・?」

「そう。初めはそのつもり
だったんだけど理奈って知って
欲しくなったんだ」

「何でですか?」

「俺の笑顔を見抜いた子だし
面白い子だからかな?」

「幹部さん達はいいんですか?」

「幹部達も大歓迎だよ
蜩に女の子は居ないからね」

「そうですか・・・」

「どう?戦争になる前に
蜩へ来ない?」

「・・・・」

どうしようかな・・・
玖珠とも喧嘩したし・・・
皆茶蝶探してるのに
私が茶蝶の悪口を言ったから
皆怒ってるだろうな~

「考えときます」

「そうしてくれると嬉しいよ」

「絢は蜩の総長ですよね?
私のことだけに
隣町から此処に来たんですか?」

「ん~そうだね
まぁ此処の町も来てみたかったし」

「そうですか」

「理奈は何で不良校に?」

「私、バカですし家から近かったんで」

「それだけ?ハハ面白い」

これ本当なんです・・・ハハハ

「絢は蜩の総長して何年位経ちましたか?」

「フーザツの総長と同じで3年間かな」

「3年ですか・・・」

「理奈は族に入ってないんだよね?」

「はい。喧嘩なんか出来ないですから」

嘘です!
本当は出来ます!

「ハハじゃぁますます守りたくなるよね」

「ハハ」

その後私達は喋っていた


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