夢物語
キキィ―
自転車をとめてすぐに中に入る。
「はぅ〜涼しいね」
「そだね〜」
何かうち・・・ちょっと緊張してる?
あ―――
「菜月」
前をみたあたしの視界には菜月がいた。
「えっ祐乃?!・・・・・と千祐?」
突然の出来事に驚く菜月。
「菜月〜〜〜」
もうダッシュで菜月のもとに駆け寄った。
「祐乃なんでいるの?!ってか、松井」
まだビックリしたままで、松井のコトをきいてくる。
「あぁ、告白なら4時半カラ。松井、今遊んでるカラ家に帰る途中で会うんだってさ」
「そうかぁ〜お疲れぢゃん」
「でしょ〜?でも、何か緊張するんだよね・・・・
うち、直接告白すんの初めてだから・・・」
今まで何度かしようとはしてきたケド、
手紙だったり、ちゃんと言えなかったりで
ちゃんとはまだ一回も言ってない