夢物語


「んっ。」

松井・・・・待たせてゴメンね?
なのに・・・・ずっと待っててくれてありがとう。
・・・・大好き。

あたしは松井が見えなくなるまで
黙って見送った。

「はぁ・・・戻るか。」

カチャンッ・・・・カタ



まだ心臓ドキドキしてる・・・・



キキィ――

待っていたみんながブレーキの音に反応した。

「ど・・・どうだった?!」

菜月が一番にきいてきた。

カアアアッ

さっきの出来事を思い出して顔が赤く染まっていく。

「考えとくって。」

「うそ――やったじゃ〜ん
もしかしたら脈ありカモよ――」

ないない・・・・
脈ありだったらさっきOKしてくれたって・・・

・・・・・?

「・・・あ゛ぁ゛アイスがない」

ネックレスのアイスの部分がキレイにとれてて
コーンだけになってるぅ〜〜〜(泣)

「アイスさがしてくる」



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