夢物語
4.告げられた運命
「・・・・だからね、授業に集中できないの・・・」
あの後、すぐに家に帰って
マックに集まって3人であたしの恋バナ中・・・
「松井のコト考えすぎなんじゃない?」
「菜月ナイス♪その通りだよ!」
「だってぇ・・・すっごく気になるんだもん・・・」
「・・・なら、松井に電話してみる?
うち、携帯かすよ?」
そう言って鞄カラ携帯を取り出す菜月。
「でっでっでんわぁ〜?!」
一気に取り乱すあたしに、
「うん♪」
と、こたえる菜月。
「し・・・してみたいデス・・・」
告白の返事、きいてみたいし・・・
「わかった☆ぢゃあ、かけるよ?」
「え゛ぇ゛?!今カラ!?」
「今カラじゃなかったらいつかけるの?」
菜月カラ、厳しい一言。
「う゛っ!?・・・確かに・・・」
でも・・・でも!!
まだ心の準備がぁ〜〜〜(泣)
「・・・もしもし松井?」
・・・って菜月ぃ――――!!!???
もう電話してんの!?
バクバクバクバク
ヤバイかも・・・心臓が・・・
「祐乃にかわるよ?・・・・はいっ♪がんばってネ☆」
「がっ・・・頑張りマス・・・」