夢物語


と1人が言い、みんなはマンションのホールにある長いすのところに移動した。


「あはははっ」
みんなで笑い合っている時菜月が

「祐乃・・・ちょっときて?」

と手招きしてあたしのコトをよんだ。

「・・・・?」

わけがわからないまま菜月のいるほうに歩いていった。

「何?ど−したの菜月?」

「・・・・奨のコト、好きになった?」

「――・・・え?なってないよ。
なんで急に・・・?」

「そっか・・・」

「何で?」

「ううん。別に〜」

変なの・・・
話が終わってすぐにもとの場所に戻った。

うちが・・・・奨を好き?
そんな・・・さっき会ったばっかなのに?

「祐乃ね、めっちゃ一途なんだよ!
同じクラスの松井のコト4月カラずっと好きなんだよ!」



< 80 / 82 >

この作品をシェア

pagetop