抱きしめて。。。
「え?」

「夢をいつも見るの。あなたと私が恋人同士の夢。いつも聞こうって思っても、お母さんはお花屋さんだって。。。一年に一度しかこないなんて、おかしいのにね。。。

「梨子。。。」

「思い出したわけじゃないの。。。でも。。。あなたを思う気持ちは。。記憶がなくても変わらない。。。運命なのかな」

「。。。運命なんだよ」

俺は、梨子を強く抱き締めた。
私は、雄大さんを強く抱き締め返した。

本当に誰かを好きなるっていうのは、どこかで必ず繋がってるものなんだ。。。
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