抱きしめて。。。
。。。。若い。

「はじめまして」

「。。。」

「おい!聞いてる?」

「。。。お手伝いさんですか?。。。男の方ですか?」

「お手伝いさん?。。。あぁ~梨子さんからそう聞いてるんだ。。。てかどう見ても男だろ」
梨子さん。。。
ずかずかと部屋に入って行く男。。。
。。。御姉様、あなた一体何を考えてらっしゃるのかしら。
どうゆうご関係ですか?
ってか。。。誰ですか?

「あの。。。うちの姉とはどういったご関係でしょうか?
そして、あなたのお名前は?
そして、その荷物は?」

「いっぺんに質問しすぎ」

「。。。」

「俺は俊也。梨子さんとは。。。知りたい?」

「。。。近い」

「あーやっぱ似てるね。梨子さんのほうが大人っぽくて綺麗だけどな。
俺は雄大の弟!
梨子さんにお前のお守りを頼まれたの」

「。。。雄大さんの弟!?」

「よろしくね」

たくさん突っ込みたい所はある。。。ですが、この口の悪い、態度のでかい、この男が。。。雄大さん。。。同情いたします。。。

「あの。。。お守りってなんですか?」

「お前、朝起きないし、飯作れないし、1人暮らしが最もむいていないお子ちゃまだからな」
「。。。あの、少々。。いやかなり失礼な事を言ってるのわかってます?」

「事実だから、しょうがないよね~(*^_^*)」

スマイリーだ。。。いやいや、そんな事思ってる場合ではない。。。

「。。何故断らなかったんですか?」

「バイトやめて、暇だったし、兄貴の車擦ったの、チャラにしてくれるって(*^_^*)
だからです」

。。。なんて軽いこの感じ。

「俺、1週間ここに泊まるからな。変な気起こすなよ」

。。。今なんと?
泊まる?この家に?
私、耳おかしいかも。。。

「これで、お前の質問に全部答えたから、次俺ね。名前は愛菜ちゃんだろ?
質問!
彼氏は?」

「。。。」

「名前間違ってた?俺、女の子の名前覚えるの得意なんだけどな。。」

「。。。間違えてません!彼氏いません!
そんな事より、泊まるって勝手に決めないで下さい!
お姉ちゃんはそんな事言ってませんでした!」

「あ~いい忘れたんだな」

「。。。」

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