うるさい生徒の対処法




「はじめまして!!このたび1―Cの皆さんと一緒に勉強する事になりました、足立実奈です。よろしくお願いします!!」



そう言って私は黒板に足立実奈、と書いた。



しかし、生徒たち。



「誰!?このおばはん」


「モミ子じゃねーの!?」


「つか顔キモくね!?」


「コイツが担任とかまじ萎えるんだけどだりーわ」



え!!これがこの間まで小6だった人っすか!?!?



先生という立場をわすれてつったってる私に声をかけてくれた子がいた。



「せんせーって、スキなスポーツなんですか!?」



えーっ!!始めて関心をしめしてくれたっo(^o^)o



私はすばやく名簿を確認した。かれの席には、坂田優馬と書いて有った。



「坂田くんっで有ってるかな!?質問ありがとう。先生はね、バスケがスキだよ。」



「そーなんだ。おれもバスケスキ。今度みんなでやろうぜ★」



すると、女子から素晴らしいほどのざわめき。


「優馬君が行くならあたしもいくー」



「みんなの優馬クンだよ。鞠那だけずるい」



「女子全員でいこーよ」



「そーだよ」



モテモテっ!!



ってあたしは先生だよ。



「うんっ。今度みんなでいこうね」



「「やったー!!」」



やっぱりこいつらガキだし、仲良さそうだし、このクラスラッキーd(^-^)
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