天国から君へ
私と千秋と菜々わ陸上部。佑介わバスケ部に入っている。
私と千秋わ中学の時県代表だった。佑介もまた.バスケ部の代表選手だった。
帰りは、3人で帰る時もあるけど、いつもわ千秋と2人。
菜々わ住む所が違っていて、一緒に帰ることはめったにない。
―早く走りたいな。
そう思いながら、窓の外を眺めていると、ホームルーム終了のチャイムが鳴った。

『起立。礼。』
学級委員の号令。
『ありがとうございました。』 
そう皆が言うと、ぞろぞろと移動を始める。

一限目は、体育。陸上競技をすることになっている。更衣をすませると、菜々とグラウンドに行った。
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