アリス部☆★
1人で歩く道がとっても長く感じてしまった。

やっぱり、1人って孤独__

そんな気がした。

「・・・・あら、あなた姫井さん?」

後ろから呼びとめられた。

「な、中村先輩!」

それは美人の生徒会長さんでした。

「どう?学校は気に入ってくれた?」

「はい、もう超お気に入りです!」

「それは、よかった。今帰り?」

「そうなんですよ、1人で変えるのは孤独に感じて。」

「フッ、そうなの?じゃあ、一緒にそこまで帰らない?」

やっぱり、大人っぽいなぁ~。

「はい、喜んで!」

そのまま、中村先輩と一緒に帰った。

「今日の、先輩のあいさつすごかったです!」

「あぁ、あれ?そんなことないわ・・・。」

超立派でしたよ!!!

「やっぱり、生徒会の仕事って大変ですよね??」

「ん~、そうね。」

やっぱりなぁ~と思った。

「でも、やりがいがあるの。」

さすが、先輩!

カッコイイです☆

「この学校をより、明るくしていこうと生徒会のみんなも努力しているの。」

「なんか、先輩に憧れます。」

「え、そう?」

クスッと笑った顔もすごくキレイだった。

「優しいし、美人でキレイでカッコよくて・・・。」

「あら、だったら姫井さんにも憧れるわ!」

え?どーして、と思った。

「若いし、可愛いし。」

ニッコリと笑った。

「せ、先輩!私、可愛くないですよ!」

全力否定。

「でも、若いことは確かよねー。」

「いや、それは年下であるだけですってw。」

話が盛り上がる。

1日でここまで普通先輩と話すかな??

「そうそう、明日は部活紹介があるから!」

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