虹が運んだ初恋


彼は、ニッコリ笑ってうなずいた。


「もちろん!」

あたしは深呼吸した。

もうひとがんばり。

もうひとがんばりましょう!

タオルのはしっこを、にぎりしめる。

「ずっと・・・す、
 好きでいてもいいですか?」

彼は、少し照れくさそうな顔をした。



そして・・・・



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