たいむりみっとらぶ [中編]
「うんっ!よ…よろし…!?」
そう、言い終わらないうちに。
━━━━━━━ちゅ
「……///!?」
今…!ほっぺた…キスっ!
驚いて大賀くんを見ると、くすっと悪戯っぽく笑った。
キスされたほっぺたを押さえて、ただ真っ赤になることしか出来ない私。
すぐに大賀くんは、手をひらひらさせて歩いて行ってしまった。
…若者たちの間では普通のことなのっ!?
私は…。
慣れてないから。
こんなことだけで…。
「――もぉ無理…///」
その場に座りこんでしまう。
だって…!
大賀くんがあんなに近くに!
今までの距離とは比べものにならないよ?
そもそも!大賀くんから!
こ…こくはく…!!
でもなんか、途中から雰囲気変わった…?
「だめだ…。頭回らない…!」
結局私は、その後1時間そこから動けなかった。