Strange
「後は紅茶の葉か。どの種類でもいいのか?」
近所の商店街を歩きながら母のお使いのものを買って歩く。
すでに腕にはビニール袋2つがずっしりと重みをかけていた。
「え~!!!」
「これホントかな?」
電気屋の前を通り過ぎようとした時、急にそんな声が聞こえ足を止める。
どうやら女の子二人がガラス越しに電気屋内のテレビを見て何か話しているようだった。
テレビ画面に目をやるとニュースキャスターが淡々を何かを話している。
ガラスごしなので声はハッキリ聞こえないが
『人気歌手Ryoさん突然の失踪』
というテロップと、Ryoの映像が画面に映し出されていた。
Ryoとは今若者を中心に絶大な人気のある歌手。
テレビをあまり見ない翔でも名前は知っているし、歌っている歌も何度か聴いた事がある。
「もうすぐコンサートあるのにどうなるんだろ?」
「チケットものすごく入手困難だっただけに中止とかになったら泣くよね!」
ニュースが終わると女の子達はそんな事を話しながらその場を後にした。
テレビ画面には次のニュースが流れる。
『●●デパートに強盗』
大手のデパートで強盗が発砲。数人が軽症をおったらしい。
今こうしてる間にも世の中ではいろんな事が起きているんだな。
なんて思いながら翔はテレビ画面を見つめていた。
近所の商店街を歩きながら母のお使いのものを買って歩く。
すでに腕にはビニール袋2つがずっしりと重みをかけていた。
「え~!!!」
「これホントかな?」
電気屋の前を通り過ぎようとした時、急にそんな声が聞こえ足を止める。
どうやら女の子二人がガラス越しに電気屋内のテレビを見て何か話しているようだった。
テレビ画面に目をやるとニュースキャスターが淡々を何かを話している。
ガラスごしなので声はハッキリ聞こえないが
『人気歌手Ryoさん突然の失踪』
というテロップと、Ryoの映像が画面に映し出されていた。
Ryoとは今若者を中心に絶大な人気のある歌手。
テレビをあまり見ない翔でも名前は知っているし、歌っている歌も何度か聴いた事がある。
「もうすぐコンサートあるのにどうなるんだろ?」
「チケットものすごく入手困難だっただけに中止とかになったら泣くよね!」
ニュースが終わると女の子達はそんな事を話しながらその場を後にした。
テレビ画面には次のニュースが流れる。
『●●デパートに強盗』
大手のデパートで強盗が発砲。数人が軽症をおったらしい。
今こうしてる間にも世の中ではいろんな事が起きているんだな。
なんて思いながら翔はテレビ画面を見つめていた。