Strange

「今日はどうもありがとうございました。」
1時間程話をして、買い物の途中だった事を思い出す。
「また遊びにおいで。」
「はい」
とうなづきイスから立ち上がり出口へと数歩足を進める。
ふいに振り返って
「あの、ここって紅茶の葉とかは販売してます？」
そう、あと残す買い物は紅茶の葉だけなのだ。
「あぁ、あるよ。紅茶葉と珈琲豆は販売もしているからね。」
「じゃあ、何かオススメのやつをお願いします。」


買い物を無事に全て終わらせた翔は、喫茶店の外に出るといきなりの熱気に一瞬ひるんだが、『よしっ』と気合を入れて帰路についた。