メダカの教室

私と結花の関係は
ギクシャクもしなくて、
今まで通り1ヶ月くらいたった。


私の相川先生への気持ちはまだハッキリしないまま、きっと好きなんだろうなぁって曖昧な想いだけが残っていた。

結花は...
きっとまだ好きなんだと思う。



そんなある日に訪れた
テニスの大会でのことだった。

大会を終えて、
相川先生が運転するバスで学校まで戻ってきた。

学校の入り口前でミーティングをして、解散するのはもうお馴染みになっていた。


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