レンアイ思想
200円とかなら諦めてたんだけどなぁ~・・・
「・・・さん!!お客さん!!」
「え、あぁはい?!」
ボケッとしているうちに、私の番が来ていたようだ。
マズイマズイ・・・
最近ボーっとしすぎてるかも。
「えーっとじゃぁ・・・1個・・・」
「2個で」
私が言った途端、突然誰かが割り込んできた。
・・・?!
なにこのオッサン!!順番守れや!!
店員さんは少しオロオロしながらも、2個袋に入れていた。
「ちょ、・・・私が先・・・!」
私の言葉を無視し、その男は手早くお金を払い、メロンパンを受け取る。