レンアイ思想

「アヤ・・・今年はアンタ・・・一人・・・?」




ナエはますます心配そうな顔で見てくる。




それ以上言うな。余計悲しいでしょうが。






「えぇ・・・このままいくと、その可能性は99%ってとこね」




私はフッと笑った。





何でこんことになったのかしら?



え?






理由はただ一つ。



私は一人の男に熱中してしまい、他の男に興味が無かったこと。



そのため、他の男に連絡先聞かれても、いつも断っていたから。




あの男に、騙されていなけりゃ、今頃別の人とラブラブだったかもしれない。




そんで「わぁ、もうすぐクリスマス♪」とか言って



今頃浮き足立っていたハズ。







ちくしょう、私の貴重な半年、どうしてくれんだ。




あの野郎、あのくそ野郎・・・・!!!!!!





< 161 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop