レンアイ思想
「アヤ・・・今年はアンタ・・・一人・・・?」
ナエはますます心配そうな顔で見てくる。
それ以上言うな。余計悲しいでしょうが。
「えぇ・・・このままいくと、その可能性は99%ってとこね」
私はフッと笑った。
何でこんことになったのかしら?
え?
理由はただ一つ。
私は一人の男に熱中してしまい、他の男に興味が無かったこと。
そのため、他の男に連絡先聞かれても、いつも断っていたから。
あの男に、騙されていなけりゃ、今頃別の人とラブラブだったかもしれない。
そんで「わぁ、もうすぐクリスマス♪」とか言って
今頃浮き足立っていたハズ。
ちくしょう、私の貴重な半年、どうしてくれんだ。
あの野郎、あのくそ野郎・・・・!!!!!!