レンアイ思想

突然、ナエが何かを思い出したかのように

私の方を向いた。


「そういえばさぁ、アヤ、昨日の人なんてゆーの??なかなか男前だったよねぇ」



ナエが探るような目で見てくる。



・・・昨日の人?


男前??



私は一瞬悩んだ。


が、すぐ思い出した。



「あぁ、私のケータイを救ってくれた人?!」


そういえば、名前も何も聞いてないや・・・。


てか、

忘れてた・・・。


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