レンアイ思想
「ゆ、夕日がキレーだね・・・」
私はアキラ君の方を見た。
アキラ君は、夕日じゃなくて、なぜか私の方を見ていた。
次の瞬間
視界が真っ暗になり、前が見えなくなった。
「?!」
私の唇に、アキラ君の唇が触れた。
・・・・?!
え?!
アキラ君がパッと顔を離す。
「ご、ごめんなさい!!じゃ、じゃあ!!時間なんで帰ります!!ごめんなさい!!」
アキラ君は勢いよく立ち上がり、逃げるように去っていった。