レンアイ思想
「あ、アキラ君、この前はど、どうも。たた楽しかったよ」
私は声が裏返りそうだった。
「俺も!楽しかった♪」
アキラ君はいたって普通。
な、なんなんだ??
やっぱり、あのキスはなんとなく・・・?
「良かった。で、で、今日はどうしたの??」
「んー、アヤさんが寂しがってるんじゃないかと思って」
アキラ君の唐突な言葉に、
私の心臓は爆発しそうになる。
は、はぁあ?
ちょ、ちょっとキスしたからって、調子乗ってんじゃないの?!