歳の差1歳。

詩歌は唖然とする俺に、笑顔で手を振った。

目も頭も可笑しくなって…ない。


俺の目の前にいるのは、間違いなく詩歌だ。

「…なんで…ここにいんだよ」

「えーと、あのね、「どういうことだよ」

なんでここにいる？
"高校生"の詩歌が、なんで中学にいる？

動揺を隠せない。

そんな俺に、詩歌は悲しそうな顔をした。


…やべぇ。