歳の差1歳。
職員室に行く気にはなれなくて、だけど空と同じ方向にも行けずに、
あたしはホッチキスの芯を貰わないまま、遠回りして空き教室に戻った。
「はぁ?!芯貰ってない?!」
「えへっ!懐かしくて、職員室行くの忘れて校内一周しててさあ」
トモだけならともかく、他に人がいるから平然を装って言い訳に徹した。
だけど…トモには敵わなかった。
「…ま、仕方ないか。うし、伊坂、行け!」
「はぁ?!ざけんなよ!」
「馬鹿は馬鹿なりに役に立つことしろ」
「…に、睨むなよお〜!」
あたしはホッチキスの芯を貰わないまま、遠回りして空き教室に戻った。
「はぁ?!芯貰ってない?!」
「えへっ!懐かしくて、職員室行くの忘れて校内一周しててさあ」
トモだけならともかく、他に人がいるから平然を装って言い訳に徹した。
だけど…トモには敵わなかった。
「…ま、仕方ないか。うし、伊坂、行け!」
「はぁ?!ざけんなよ!」
「馬鹿は馬鹿なりに役に立つことしろ」
「…に、睨むなよお〜!」