歳の差1歳。
嘘をつくわけにもいかない。
ついたって無駄なだけ。

だけど―…

「……」

頷くことしかできなかった。

「…ま。何か言われたのかもしんないけど。

…本心じゃないかもしれないし。理由があるのかもしれないし」

「……」

「あたしには解んないけど。…めげるな」

トモがふっと笑った調度その時、伊坂と弘美が帰って来た。

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