歳の差1歳。
気を使ってくれたのは一目瞭然だった。

だってトイレに、こんなに時間かかるはずがない。

「見て分かるでしょ」

「まぁね」

「えっ…え?!」

まさか…

「河野くんも、2人のこと知ってたの?!」

「まあ…てか、見てれば分かるし。

まさか高崎、知らなかった?」

高崎、それはあたしの苗字だ。

河野くんはあたしを見て笑った。


何で?皆知ってたことなの?
全然気付かなかったよ…。

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